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■最初に
Flockは非常に素晴らしいブラウザです。ただしそれは、方向性や将来性、デザインに対する感性への評価であって、現時点のFlockには安定性や動作速度に欠ける面もあります。一般的なユーザにはFlock1.0がリリースされてからの利用をお勧めします。
■何故Firefoxの拡張機能ではなく、新しいブラウザが必要なのか
Flockではdel.icio.usやFlickrといったメジャーな、多くの人が有用だと考えるwebサービスとのスマートな連携機能が標準で搭載されています。しかし、Firefoxにもそういったwebサービスと連携するための非常に多くの、様々な拡張機能が開発されています。

だからFirefox愛用者はこう言うかもしれません。

「それ、Firefoxでも出来るよ?」

その人にとっては、自分でカスタマイズし手足のように動かせるFirefoxがベストの選択かもしれません。しかし、まだFirefox愛好者ではない普通の消費者にとってはそうではありません。彼らは時間をかけて自分で一から機能を組み合わせていくよりも、統一され、洗練されたユーザインターフェースで、最初から有用な機能がストレスなく使える事を求めています。

これはブラウザに対して言える事であり、webサービス群についても言える事です。del.icio.usのようなSBMも、Flickrのような写真共有サービスも、既に使っている人はソレは便利なものだと答えるでしょう。しかし、まだソレを使った事の無い人は、聞いた事はあっても敢えて、まだ良く分からないものに手を出そうとは中々しないものです。

■Flockのターゲットは?
恐らく、これまでwebサービスの利用に二の足を踏み、未だに標準装備のIEを使っているライトユーザの開拓です。Firefoxをベースにしているにも関わらず、Firefoxで使われているBookmarkという表現ではなく、IEで使われているFavoriteという表現を採用しているのも、その現れかもしれません。

■webサービスの魅力→ブラウザの魅力という状況の可能性
最初から様々な機能が搭載されているブラウザと言えば、Sleipnirのようなタブブラウザも同様のコンセプトを持っています。FlockとSleipnirの違い、それはFlockのwebサービスを前提にした大胆な設計です。

Sleipnirでもwebサービスと連携した拡張機能を開発する事は可能ですが、Flockの場合はユーザとwebサービス群との間にある障壁をいかに取り払うかを第一にデザインされているように感じます。

統一され、洗練された操作感とデザイン。たったそれだけの事ですが、それはwebサービス達と一般消費者との間の溝を越えるために重要な、そして今はまだ欠けているピースです。

■ビジネスの展望
あくまで一つの可能性ですが、将来的にはGbrowserへ対抗するY!browserの位置に入り、各種Yahooサービスの強力な入り口として機能する事も考えられます。(MS、Googleは自社で作るでしょうし)

既にFlockにはdel.icio.usやFlickr、Yahooが提供するRSSといったものが組み込まれていますが、これにYahoo! Messenger、Yahoo! 360°、アカウントの一元登録・管理機能を標準装備に加え、早い時期にリリースする事が出来れば、Yahooにとってはかなり強力なアドバンテージになるでしょう。

特に日本での展開を考えた場合、Yahoo Japanの強力なマーケティング力と組み合わされば、ある種の破壊的な普及も有り得ると私は考えています。そう、かつての「ブロードバンド」のように。(もちろん組み込むwebサービスについては、日本の一般消費者向けに大幅な調整が必要でしょう)
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