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あなたの人生に衝撃を与えた1冊を教えてください。(人力検索はてな)

本ネタが3つも続いているのだけれど、お正月の残り香を惜しみながら書いてみよう。

1冊というのが先ず難問なのはさて置き、とりあえず漫画は排除して選択肢を絞った上で一番最初に思い浮かんだのは、

フィッツジェラルドグレートギャッツビー

読んだ切欠は、確かノルウェイの森の作中でフィッツジェラルドとグレートギャッツビーについて触れられていた事だと思う。(フィッツジェラルド自身について触れていたのはランゲルハンス島の午後だったような気もする)

何故この作品に衝撃を与えられたのかと言うと、これが私に人生の死、青春が終わりゆく情景、というものを擬似的に体験させてくれた最初の一冊だからだ。

はっきり言って救いなんて無いし、日曜日に読む本じゃない。でも、村上春樹の作品(特に初期)にも通じていく「どうしようもなく終わっていくモノを呆然と眺めている」感覚。アレがどうにも効いてしまうらしい。

それが良い事なのかどうかは今でも良くわからない。読んだ当時は、とにかく衝撃的で私を揺さぶったので良い一冊だと思っていたのだが、最近は逆に人生の死の訪れを早めてしまった一冊になるかもしれない、とも思い始めている。もし、お題が「人に薦める1冊」だったらこれは選んでない。

でも、逆にこれを早い内(私の場合はたぶん高校時代)に読まずに歳を重ねていたら、読んでいる私よりもずっと早くに人生の終わりを迎える事になっていたかもしれない。ユキに出会えて現実を取り戻せた「僕」のような幸運は期待するべきじゃない。それが去っていくのを惜しむのなら自衛するべきだ。

ちなみにグレートギャッツビーは青空文庫で読む事もできる。薦めていいものか、判断は今一付いていないのだけれど。
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