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 Ajaxとは、Asynchronous・JAvaScript・XMLの略です。通常のwebページが、1ページ丸ごとの単位でサーバ・webブラウザ間通信を行うのに対して、Ajaxを用いたwebページでは必要な情報だけを、Javascriptを使いXMLという形式で通信し、既にwebブラウザで表示したページ内に組み込む事が出来ます。

 という説明でAjaxを理解できる人ばかりならば、今のAjaxという言葉はもっと正確で、原理的な言葉のままでいられたのでしょう。XMLではなくHTMLやJSONで通信を行っているページには、別の適切な言葉が定着し、(AHAHとかね)AsynchronousでもXMLでも無いけれどダイナミックに動くだけのページがAjaxと呼ばれる事も無かったのです。

 しかし、実際には「これがAjaxだ」と言って誘導されたGoogleMapを目にし、「なるほど。こういうぐりぐり動くのがAjaxか。凄いね。」という理解を経て、脱紙芝居的でFLASHを用いていないものが、つまりAjaxとなったのです。

 私自身は、言葉は正確で厳密たれという思想を、あまり強くは持ち合わせていないため、今の意味でAjaxが浸透してしまっても別に良いと思っています。webページが全てホームページと呼ばれるようになったからと言って、世間一般へは大した弊害は無いでしょう。分かる人同士の会話で、下手にAjaxやホームページという言葉を使うと恥をかくというだけの話です。
モヒカン族とは、はてな界隈で発生し、主に使われている言葉です。

はてな住民達によるモヒカン族の説明
モヒカン族とは

ここから辿ると、そもそもの起源はこのエントリ

「ネットのお宅くんたちの理屈は気持ち悪いので聞き入れるつもりは有りません」というありがちな遮断


 ここからは半分推測も入りますし、既に利用者達によって意味が固まりつつある言葉に何を今更という気がしないでもないのですが、この説明にはモヒカン族という言葉が拡張されすぎていて、元々含まれていたであろう重要な視点が抜けているように、とても弱められているように思うのです。それはこのエントリの


Re: 「ネットのお宅くん...
もともとモヒカン族の土地でなにするだー!!おまえたちはどこまでやれば気が済むんだ...



というコメントが、ネット世界の文化的先住民である、ネットのお宅くん達と、文化的侵略者であるネット移住民達との対立を可視化したからこそ、その文化的侵略に怯える先住民達の間で広まったのではないかと言う事です。

適切な言葉が割り振られ、存在が可視化されるというのはとても重要な事です。これは現在のAjaxという言葉が、何故ここまで広まったのかという要因の一つでもあります。

ぐりぐり動くwebページを表現する言葉で、GoogleMapsに触れた時の感動を表現するには、DHTMLという古い言葉の拡張使いまわしでは野暮ったすぎる。でもFLASHを使っているわけでもない。そんな何かを表現したいという大多数の人の欲求にぴったりと合てはまる位置にいたのがAjaxという言葉だったのです。

だからAjaxという言葉を使う時、私達は「新しさ」、「驚き」そういった意味を織り込み、Ajaxという言葉を聞く時には「新しさ」、「驚き」といった意味を期待するのです。

結局これは、その言葉の意味のうち何を重要とするのか、そういった個人それぞれの立場によるものなのかもしれません。私は今の意味でのモヒカン族では無いと思うし、インターネット先住民と誇れるほどの履歴もありません。あるとすれば、インターネット先住民であるgeek達、その孫達から受け継いだ価値観と帰属意識が少しばかりある程度でしょう。

しかし、それでも、仮に最終的にはモヒカン族の文化が数で負ける戦であったとしても、それにはやはり強い抵抗を感じるのです。モヒカン族という言葉はモヒカン族の手に戻るべきなのです。
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